2年は短いようで長いものです。
この間、私には大きな変化がありました。
本当のお釈迦様を知ることが出来たと思っています。
また、どうすればお釈迦様に近づけるのかもいくらか分かったような気がしています。
まだまだ実践には程遠いものですが、少しずつ瞑想の訓練もしています。
多少の結果も出ています。
これら…
今回は、私は全く実現できていない、実践修行のお話しです。
まず、次の経典の記述をお読み下さい。
「比丘たちよ、出入息観を養成し、強化すれば、大きな効果があり、大きな利益がある。比丘たちよ、出入息観を養成し、強化すれば、『四つの注意力の確立』が完成する。『四つの注意力の確立』を養成し、強化すれば、『悟りにいたるための七つの…
今回もまた、中村先生と正田師の訳を対照させていただきながら読んでみたいと思います。
出典は、スッタニパータです。
バラモンの学生(永遠不滅のものを信じている)がお釈迦様に”解脱した聖者の死後”について質問しました。
1074 師が答えた、「ウバシーヴァよ。たとえば強風に吹き飛ばされた火炎は滅びてしまって(火とし…
今回は、正田大観訳「ウダーナ和訳」(http://www7.ocn.ne.jp/~jkgyk/)の一節です。
7・1 上に、そして、下に、一切所に解脱した者は、「このわたしは、存在する」と観る者ではない。このように、かつて超えられたことのない激流を、さらなる〔迷いの〕生存なきために、解脱者は超え渡った。
7・6 彼の…
今回のスッタニパータの詩句は、中村先生と正田師お二人の訳を同時に読み比べながら読んでみたいと思います。
1098 師(ブッダ)は答えた、
「ジャトゥカンニンよ。諸々の欲望に対する貪りを制せよ。──出離シュツリを安穏であると見て。取り上げるべきものも、捨て去るべきものも、なにものも、そなたにとって存在してはならない。
…
372 明らかな知慧の無い人には精神の安定統一が無い。精神の安定統一していない人には明らかな知慧が無い。精神の安定統一と明らかな知慧とがそなわっている人こそ、すでにニルヴァーナの近くにいる。
373 修行僧が人のいない空家アキヤに入って心を静め真理を正しく観ずるならば、人間を超えた楽しみがおこる。
374 個人存在を構成している諸要…
スッタニパータというお経の集成の中に、「こよなき幸せ」というお経があります。
そのお経の終りにある詩句を引用します。
267 修養と、清らかな行いと、聖なる真理を見ること、安らぎ(ニルヴァーナ)を体得すること、──これがこよなき幸せである。
268 世俗のことがらに触れても、その人の心が動揺せず、憂いなく、汚れを離れ、…
ほとんどの日本人は、お釈迦様というのは”死後の世界の指導者だろう”と考えているでしょうね。
そしてもしかしたら、お釈迦様も仏像を拝んだんだろうなぁ、なんて考えているかもしれませんね。
お釈迦様も仏像の前で朝夕の勤行ゴンギョウ(”おつとめ”とも言い、お坊さんの日常のルーチン)をなさっていたのかなぁ、なんて考え始めたらもう、…
ほとんどの宗教は、教祖が知り得た神秘的な知見をもとに、人々に幸せや永遠の平安を保証しています。
それら教祖が得た知見そのものは、教祖以外が得ることは不可能だとされています。
誰でも神と会話できるのであれば、皆教祖になってしまい宗教が事実上なくなってしまいます。
ところが、お釈迦様の場合は、自ら、どうやって本当の幸せを得たの…